マンゴー(アーウィン)
Irwin

 沖縄で栽培されている熱帯果樹の花形スターがマンゴーである。その中でもアーウィンは、沖縄で栽培されているマンゴーの95%以上を占める主力品種である。
 本品種の特徴は、果実平均重量が約400g、長卵形で、果皮は鮮紅色、果肉は橙黄色で繊維がほとんどなく、肉質は細かく多汁、糖度は14度前後、酸度0.18度程度、と見た目も良く、美味しく、管理人が一番好きな熱帯果樹の1つである。


アーウィンの果実

 沖縄県にマンゴーが導入されたのは明治中期以前であり、その後も導入され続けたが、庭先果樹の域を出なかった。マンゴーが経済果樹に発展しなかった理由は、開花期の1〜3月の長雨によるタンソ病の発生と低温により着果しなかったからである。施設栽培によりタンソ病が回避され着果に成功したのは、昭和51年頃である。
 その頃、台湾では米国から導入した品種の中からヘーデン、アーウィン、キーツ等を普及に移し、栽培が盛んになりつつあった。施設栽培による着果と台湾での栽培ブームに刺激され、沖縄県のマンゴー栽培は急速に発展していった。

 今日では、沖縄県のマンゴー栽培は沖縄島北部を中心に、沖縄島全域はもとより、宮古、八重山まで広く栽培されている。また九州での栽培も始まり、マンゴー栽培の先進地として注目を集めている。

 沖縄での収穫時期は6〜8月がピークに達するため、お中元などに是非使って欲しい熱帯果樹である。

アーウィンの圃場


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