オオバナカリッサ、ナタームプラム
(キョウチクトウ科) Carissa macrocarpa (Eckl.) A. DC.

  オオバナカリッサはアフリカ南部ナタール地方の原産で、現在は世界各地の熱帯・亜熱帯地帯で広く栽培されている、開帳性の常緑低木ないし小木果樹である。
 葉は深緑色で革質で厚く、対生、卵形で先端微突、基部丸く、長さ2.5〜7.5cmである。
 果実は長径2.5〜5cmのプラム形又は卵形で、先端が尖り、果皮は熟すと赤い。熟した果実は力を加えると容易に潰れるほど薄い果皮と、柔らかい果肉からなる。果肉は白い乳液を含んでいるが、果肉自体は赤く、甘味、酸味、芳香がそれぞれ僅かにあり、クセは少ない。果実の利用は、生果として食するほか、ゼリー、ジャム、その他デザートの原料に使われる。

オオバナカリッサの果実

 オオバナカリッサの花は、茎頂から出た集散花序に着き、白色の蝋質で、基部筒状、先端星状に5裂し、径約5cmである。沖縄では夏に開花していることが多い様だ。

オオバナカリッサの花
 
 オオバナカリッサの葉は常緑で、花や果実を着け、葉腋には長さ4cm程度の先端が二股の鋭い棘を有すること、乾燥や低温にも比較的強い等環境に対する適応力が強いことから、垣根果樹や庭木として普及しても良い果樹だと思われる。


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