ピタヤドラゴンフルーツ
(サボテン科) Hylocereus undatus (Haw.) Britt.& Rose

 サボテン類の果実のうち、サンカクサボテンの果実の総称をピタヤ(pitaya、pitaja、など)という。ドラゴンフルーツはそのうち果皮が赤くなり、果実が大きくなるサンカクサボテンの果実の商品名である様だ。果皮の色は赤色である(黄色のものはイエローピタヤと呼ばれる別属の種)。ドラゴンフルーツは果肉の色で大まかな分類が行われるが、例えば果肉が白色のものは「赤皮白肉(ホワイトピタヤ)」、果肉が赤色のものは「赤皮赤肉(レッドピタヤ)」という風に呼ばれる。他にも果肉がピンク色のものもあるらしい。しかし品種改良がかなり進んでおり、同じ「赤皮赤肉」でも多数の系統(品種?)があるとされ、生産者の間でもどの系統が一番経済栽培に向いているのか暗中模索の状態が続いている。 

ピタヤの果実

 果実重量は300〜1,200g と品種や果実により幅が大きい。果実を縦に切ると、キウイフルーツの繊維質を無くした様な果肉に、ゴマの様な種子を散らした果肉が現れる。果肉の糖度は14〜20度以上と高いが、他の果実を基準に同糖度を連想すると味がかなり薄い様に感じられることであろう。果肉の味はナシの酸味を除き、キュウリを足した様な味。
 赤肉の系統の色素はかなり強力であり、果汁が服につくとなかなか落ちない。それを食物の着色や繊維染色に利用する動きもあるらしいが、定かではない。


ピタヤ(赤皮白肉)果実断面



ピタヤ(赤皮白肉)の蕾


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