レンブ、ジャワフトモモ、オオフトモモ
(フトモモ科) Syzygium samarangense Merr & Perry.

 レンブはマレー半島原産の常緑小高木であるが、熱帯・亜熱帯アジアでは多く栽培されている。果実の色は品種により異なり、緑色やピンク色のものがある。果肉は海綿質でシャリシャリしており、水分含有はやや多く、幾分の酸味を帯び、甘味はうすく(品種により差が大きい)、淡いリンゴの様な香りがする。淡白な味わいではあるが、清涼感があり、喉の乾きをかるく癒すのに良い果樹である。味は「梨の味を薄くした様な感じ」と言われることが多い。日本には味の良いリンゴやナシが多いため、例えレンブが量産されても消費が格段に伸びることはないと思われる。


収穫されたレンブの果実と果実断面


 沖縄では収穫期は6〜8月頃で、果実は枝に鈴なりに着果する。食べ方は、洗って冷やしてそのまま食べるのが一般的である。生果は長期間保存できるものではないので、入手後冷蔵庫で保管し早めに食べるのが良いと思われる。
 台湾やアジア諸国では塩水や砂糖、シロップを付けて食べるらしい。またタイ南部離島を旅行した知人の話では、カラシをつけて酒のつまみとして食べていた、とのこと。
 管理人のお奨めはコンポートである。お菓子づくりが苦にならない人は、一度試してみて欲しい。

レンブの果実

レンブの蕾と花


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