サラクヤシ、サラカヤシ、スネークフルーツ
(ヤシ科)Salacca zalacca
 
 サラクヤシは、マライ諸島原産の株立性でほぼ無茎、葉柄には無数の棘がある、と見るからに触りたくないヤシである。高さ1.5m〜5mと小型で、雌雄同株。実は管理人も株を見たことがないため、これ以上の説明は避ける。
 サラカと呼ばれれているのは、サラクヤシの果実のことである。1果軸に十数個から百個以上に鈴なりになる。果実は、三角形の固い鱗片状の果皮で覆われている。この果皮には細かく堅い棘が生えているため、果実を房から離すとき、果肉を食すために果皮を剥くときには、片手に厚手の布を持って作業を行わなければ痛い目に遭う。

店頭で房ごと売られるサラクヤシの果実

 果実内部は薄い茶褐色の1〜3個の小体からなり、果実1個当たりに1個含まれる楕円球の種子を包んでいる。この小体は果肉に相当し、甘酸味と渋みを伴う。果汁も多いのだが、独特の脂臭い芳香が強烈で、慣れないと食べにくい。
 しかし、ホテルのメイドさんにあげたところ非常に喜ばれた。現地では人気がある様だ。
 食べ方は主として生食で、ときには砂糖煮などの加工を施して食するとのこと。


サラクヤシの果実1つと果皮を剥いた果実


 ※当ページに掲載しているサラクヤシの写真は、管理人がタイで撮影したものである。

ホームへ
熱帯果樹リスト(五十音順)へ
熱帯果樹リスト(分類別)へ