臨死体験・気功・瞑想

覚醒・至高体験の事例集  あえて分類せずの場合


M・Iさん

 


 2000年12月2日にM・Iさんとう方からEメールをいただきました。

「私の神秘体験」

 とタイトルがつけられ、その内容は、クンダリニーの上昇とそれに伴う肉体的・精神的な変化についてでした。
 M・Iさんは、たまたま私の住所の近くに住んでおられるので、12月 9日にお会いして2時間半ほどお話を聞く機会を得ました。
 その時、メールの内容をこの事例集に掲載する承諾を得たのですが、ただ、内容に少し補ってほしいことがあるということで、それをお聞きしましたので、最後に付け加えます。

 M・Iさんとお会いして感じたのは、クンダリニーが覚醒する体験をもっている人は、かなり多いようだということです。彼自身、インターネットで知り合った、同様の体験を持つ方たち数名と連絡を取り合っているとのことでした。 そしてそれが彼にとっても大きな支えにもなっているようです。
 M・Iさんご自身の精神的な変化は、この事例集に載せている劇的な覚醒・至高体験と同じとは言えないでしょうが、クンダリニーの覚醒と精神的な変化の関係を考える上で貴重な体験です。
 また、同じようなクンダリニー覚醒体験を持つ方たちにとってもとても参考になるものと思います。

M・IさんEメール アドレス: sieisen@nifty.com

M・Iさんのサイト:クンダリニーとは何か


 いつも大変興味深く拝見させていただいております。 私は東京に住む会社員です。 私も面白い体験をしておりますのでお話したいと思います。 それは霊的体験とクンダリニーの関係なのですが、はっきり関係があると断言はできないのですが、個人的にはあるように思われます。

  私は四十代ですが二十歳前後の学生時代からの一連の体験です。 学生のころ、突然金縛りにあうようになり、いつしか私は毎日金縛りにあうようになりました。なぜだかわかりません。本当に毎日なのです。 最初のころは恐怖感で夜眠るのが恐かったのですが、あまりにも続くものですから、あるとき「どうにでもなれ」と半ば開き直って全身から力を抜きました。
  すると何かが私の会陰の部位を刺激するのです。 刺激というより会陰の部位で、その内部で何かが動いているといった感じでした。これがたぶん感覚では数分間続いたと思います。
  そのあと徐々に体の上部に何か(なんだかわかりません)が移動してくる予感を感じました。 このときはさすがに恐くなり、とっさに体を硬直させました。 このときはこれで終わったと記憶しています。  

  しかし、その後も金縛りは毎日続きました。 あるとき、目を開けると私の胸の上に奇妙な動物が乗っていたのです。 今までに見たことのない動物で、体長は80cmくらい、顔は体のわりに大きめで一見カモシカのようでした。 体は茶色の毛で覆われ、お腹のあたりに白い班がいくつかありました。 このときはさすがにビビリました。(これがアナーハタチャクラのシンボルの羚羊かもしれないと感じたのは最近のことです。)  その後、金縛りにならない方法を発見して、金縛りはなくなりましたが、幽体離脱を繰り返すようになりました。  
*金縛りにならない方法を述べますと、なりそうな気配を感じたら顔を左右に振るのです。 これは多分アジナーが関係しているものと思われます。

  ここまでですと単なる霊体験のようですが、これから私の人生を左右するようなできごとが起こります。 たぶん上記の体験が原因だと思うのですが、私のクンダリニーが覚醒を始めたようです。 この当時はクンダリニーは目覚めたというだけで上昇はあまりしてなかったのかもしれません。 その当時の症状は激しい偏頭痛が頻繁に起こるようになったくらいで、もちろんクンダリニーなどという知識は全くありませんでした。  

  その後何年か経ったとき、理由は定かではないのですが突然、気功やヨガに興味を持ち、気功道場に通うようになりました。 このとき気功を一緒にやっている友人から言われたのですが、なにやら私の身体からエネルギーらしきものがでていることがわかりました。
  私に近づくと掌がビリビリするといいます。 ある人は気が溜まって掌が真っ赤になってしまいます。 これは私だけに特有のことで気功の先生にもありません。 このときから自分の身体についてちょっとおかしいのではないかと思いはじめました。  

 そんなある日、自宅で気功の練習中、(大地から気を吸い上げるのですが、このとき肛門をすぼめます。)何とも言えぬ快感が湧きおこりました。 今まで経験したことのない感覚で、まさにエクスタシーでした。 その感覚は意識すると消えてしまいますが、その後も気功の練習中に何度か経験しました。 そしてその感覚は、後に知ったのですがクンダリニーがスシュムナーを上昇するときに発生する感覚だったようですが、気功の練習を続けるにしたがって日常茶飯事の出来事になりました。 昨今は、なにもしなくても1日中その状態が続くことが多くあります。   しかし、私の場合、上昇してきたエネルギーが頭頂から抜けず、頭の中に溜まってしまうようです。 そのため、1日中めまいとけだるさ感が続くといったことがよくあります。 私はサラリーマンをやっていますが、こんな日は全く仕事になりません。

  そして1年くらい前からですが、上昇してきたエネルギーが頭頂から抜けないためだと思うのですが、両手からエネルギーが吹き出すようになりました。 それは左手掌の労宮部分と右手甲からでており、今、その部分がシミのようになっています。 ヨガの本を読みますとスシュムナーから枝分かれしてちょうど花が咲くように7つのチャクラがありますが、実際、7つそれぞれのチャクラの部位に手を当てると先ほど申し上げたような快感が湧きあがってきます。このことはスシュムナーと各チャクラが繋がっている証拠かもしれません。  
  それとチャクラが開くにしたがってそこから宇宙意識が流入するといわれていますが、そのためなのか年齢的なものかはわかりませんが私の場合、価値観が180度変わってしまったのは事実です。物欲、金銭欲、名誉欲等の欲がほとんどなくなってしまいました。これは当の自分自身が一番信じられません。

 それともう1つ面白い体験があります。 クンダリニーが覚醒している人や霊能者等気とか波動に敏感な人が集まるとお互い共鳴し合うようです。これはつい最近あったことなのですが、 お話したとおり私は、上昇したエネルギーが身体からなかなかでていかないので普段からめまい等に悩まされています。でも、つまっている分だけエネルギーの生産も少ないようです。 しかしながら、気に敏感なメンバーと会っているとき、私のエネルギーはどんどん彼らの方へ流れていきました。そして、その分を補うためにどんどん湧いてきます。 このとき私はエネルギーの糞詰まり状態から解放され、ここ何年も感じたことがないような爽快な心地よい気持ちを経験しました。
  しかし、彼らと別れたあと悲惨な事態となりました。 彼らと会っているときはエネルギーがスムースに体外に流れていくので気分爽快だったのですが、別れたあとは湧きあがったエネルギーが行き場を失ってしまったのです。 結果、私は以前にも増してひどい頭痛とめまい、そして耐えられない、いいようのない苦しみに襲われました。 この状態が2日間続きました。 そして、3日目に私は本能的に人の肩に手を置きました。 するとみるみる気持ちが楽になり、頭痛もなくなってしまいました。
  おそらく人間は本能的に外部のエネルギーに対してバリアをはっていてそれらが自分に流れ込まないようにしているのでしょう。 そこでバリアというかその人のエネルギー場の中に直接、手を置くことによってエネルギーが流れるようになるものと思います。
 しかし、このようにして最悪の状態は脱しましたが、エネルギーの上昇は相変わらず続いていますので、気による圧迫感・めまい等はその後も変わっていません。
 こんな感じで現在に至っています。

 最後に、私は何人かのクンダリニー覚醒者の方とお話させていただいき、お互い共通の認識として抱いておりますのは精神的・肉体的な劇的な変化です。肉体的な変化・変調はもちろん苦しいですが、なによりも価値観の変化によって人間関係が非常に難しくなることが一番つらいのではないでしょうか。 私の場合はもともと人付き合いが苦手で一人には慣れておりましたので、多少はよかったのではないかと思います。  

 M・Iさんのメールは以上です。
 しかし、最初に触れた通り、この内容に少し補足をして欲しいというのが、彼の要望です。

 ポイントは、クンダリニーが覚醒してよかった面はもちろんあるとのことですが、大変なこと、苦しいことも多く、どちらかと言えば、苦しいことの方が今は多いので、そのことが伝わるようにして欲しいとのことです。
 実際にお会いして話した印象でも、本当に大変な思いをされて来たのだなということが、ひしひしと感じられました。
 ご本人も強調されていましたが、ある程度年齢を重ねた後であるなら、それなりの対応もできるが、若く精神的にも不安定なときにこんな体験をすると、肉体の変化だけではなく、精神的な変化も原因となって、物欲の肥大化した現代社会にうまく適応できず、それこそ発狂する危険すらあるのではないかとのことでした。
 予備知識もなくクンダリニーの目覚めを体験した場合(そういうケースは想像以上に多いようですが)、話し会える良き仲間や指導者がいるのといないのとでは大きな違いがあるとのことです。
 そんな意味でも、インターネットの関係ホームページを通しての情報交換は大切なのでしょう。

00/12/09 追加


 2000年12月20日に、M・Iさんから再びメールをいただきました。そこには、「愛について」というタイトルで次のようなことが記されていました。

 先日、お会いした折り、少しお話させていただいたのですが、私も植芝盛平氏 や島田明徳氏が体験した至高体験(意識の拡大と自然との一体化)と近い体験を経験しております。 そして私はこの体験が意味するものこそ、まさしく「愛」であると確信いたしまし た。

 簡単に私の体験をお話いたします。 ある日のこと、それは私が床についたときやってきました。 ウトウトし始めたとき、突然、目の前に宇宙空間が広がりました。 私は突然、宇宙空間に投げ出されたのです。 不思議と私は落ち着いていました。何の違和感も感じませんでした。 (私は日頃、瞑想をしてますので、この手の体験は慣れております。) 私は無数にある星の1つに意識を向けました。すると、私の意識がその星と一体化 したのです。 その星が私の身体の一部になりました。 と次の瞬間、私の意識が急激に拡大し、あっという間に宇宙全体が私の意識と一体 化しました。 そのとき私は瞬時に宇宙のすべてが理解されたと感じました。

 それは今まで経験したことのない全く新しい感覚でした。 この3次元世界で経験するあらゆる悦びも、その感覚に比べれば悦びでも何でもあり ません。 まるでレベルが違うのです。 平和で穏やかですべてが完璧でした。・・・・私は直感的にこれが「愛」だとわかりま した。 その感覚というのは言葉では、表現しづらいのですが(というより現在の言葉で該当する言葉が見当たらないのです) まさに至高体験でした。

  以下については、いろいろな人が言っていますが、私個人的にもそのとおりだと思 います。 「人は自分は自分で他人とは違う、ましてその他の動植物や鉱物などとは全く違う と思っていますが、 すべてはその根本部分では自分自身なのです。そういうふうに感じられるとすべて のモノが光輝いて 見えます。すべてが美しいのです。世の中に不要なものなどありません。 そのモノの持つ美しさが自然と見えてくるのです。今までは全然気にもとめていな かったものが、 こんなにも美しいものだったのかと再発見します。」

 このメールをいただいて、さらに私は、「この体験は、先のクンダリニーの 覚醒体験とどのように関係するとお考えですか、 何か具体的な結び付きのようなもの(前後関係)を感じられましたか。」という内容の質問をメールで送りました。以下がその質問への返信です。

  さて、この体験とクンダリニーとの関係なのですが、私自身よく解らないのです。 おそらく、直接的には関係ないと思います。 と申しますのは、私には時たま不思議な現象が起こるのですが、 例えば、突然予知現象が起こったり、Yukaさんの体験談に近いのですがモノが輝い てみえたり、 そして夜中に古代文字らしきものが真っ暗なのに床一面に浮かびあがったりという のもありました。 こういった現象の1つと思っています。

  たぶんこういった現象は普段閉じているチャクラが何かの拍子に開いたときに起こ る現象ではないかと考えています。 チャクラという意味においてはクンダリニーが関係しているといえばいえると思い ます。

 それと瞑想が好きでよくやるのですが、脳波のシータ波が関係しているのかもしれ ません。 シータ波というのは発明発見の閃きや生命体エネルギーが生まれる脳波だと聞いた ことがありますので、 何かしら宇宙エネルギーが流入してくるのかもしれません。

 ところで先日の文章の中で、「直感的に愛だと確信した」と書きましたが、それが 「何故か」 といわれると説明できません。何故か「愛」だと強く感じたのです。 私が最も強調したいのは、その“感覚”が何にも増してすばらしかったことです。 本当にこの世の悦びとは次元が違うのです。 でも私にとって残念なことはそういった体験・感覚に持続性がないことです。 是非再び体験したいと思うのですが。

 M・Iさんが、おっしゃるように上の至高体験は、クンダリニーの覚醒と直接は関係していないとも言えますが、瞑想やクンダリニーと深いところではつながっているのだろうな、というのが、私の感想です。
 また、「そ
のとき私は瞬時に宇宙のすべてが理解されたと感じました」という表現や、「平和で穏やかですべてが完璧でした」という表現には、臨死体験者の体験と深く共通したものを感じました。臨死体験者の報告の中にも、これとほとんど同じ表現がしばしば見れれます。興味深いことです。

00/12/24 追加


 


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