臨死体験研究読本

読者からの感想

 

メールや掲示板に寄せられた読者からの感想を随時掲載していきます。

 T・Eさん:知識の統合

臨死体験について、本当にいろいろな説があり、「死ぬ間際の混乱した脳が見せる幻覚だ」と言われれば、そういうこともあるかなと思っていました。私自身が、かなりいろいろと鮮やかなイメージに没入してしまうので、脳がかってなイメージを描くということが、よく分かっているのです。

『臨死体験研究読本』は、そんな私の疑問にしっかりと答えてくださいました。臨死体験と脳がかってに描く幻覚とはまったく違うということを ひとつひとつていねいに解きほぐして論証して下さいました。 私の中で散乱してまとまりのつかなかった知識を統合して頂いた気分です。

代表的な外国の研究者の反論についても詳しくしっかりと解説し、その上で矛盾をついておりますから、半分疑い、半分信じている状態にある人たちに読んでもらうには、うってつけの素晴らしい本だと感じました。(03/1/14、Email)


 頭文字Sさん:「懐疑主義者を説き伏せるには不十分」

まず豊富な読書量から来る知識をわかりやすく整理し、提示されていると思います。

ブラックモアへの反論は非常に興味深く読みました。懐疑主義者の主張に対しやはり懐疑的に反論されているわけですが、きわめて誠実なスタンスから論じられていると思います。

現実体験の可能性をひとつひとつ潰していくブラックモアと、セイボムの著書を実際に当たりつつその論法の穴を指摘するNoboruさんとのつばぜり合いは実にスリリングで何度読んでも引き込まれます。
  
ただ要である「人はなぜ臨死体験で変容するのか」については、懐疑主義者を説き伏せるにはまだ充分ではないと思います。

「ひかり」体験のキリスト教的解釈と、その結果としての東洋的、インド哲学的世界観に近づくことの矛盾の指摘は、はたと膝を打つ鮮やかさを感じました。 (02/12/29,掲示板)


 Nさん:「絶対に価格以上の価値はある!」

ご著書の方、毎日少しずつ読ませてもらっています。 自分にとって、今までの瞑想体験との比較が、どーしても 頭に浮かんで来て、サラリと読めないのです、すこし読んでは 考え、考えしてしまって・・ 内容が、自分の一切読むことの無かった分野なものですからね。

2800円という価格は情報の質、量から言っても安いくらいです。 3800円でもいいくらいだと思っています。 私の感じでは、臨死体験に興味を持つ人だけではなく、精神世界に 興味を持つ人の多くに支持される本であると思われます、特に、 瞑想を長年やってきたような人の中で、私のような心理学とかの 学問的な著作をあまり読んだことの無いような人間にとっては、 ほんとにありがたい本です!

離人症の記述などは昨日読んでいて悟りへの途中で通過する一過程 にあたる部分とそっくりな状態なので、其処だけでも考察するのに 30分も考えてしまいました、こんな読み方していますから、読み 終えるのが何時になるやら・・   途中でも感じたことが有ったら書いてみたいと思っています。 では、また。( 2002/12/18掲示板,)


 U・Nさん:読みやすく書いてある

共感をもって最後まで読むことができました。 素晴らしい作品だと思います. (中略) 「臨死」という興味深い話題を取り上げ、読みやすく書かいていおり、著者が一貫して追求してきた人間理解やテーマを 第6章、第7章で見事に表現しておられたのに感動し、励まされました. 有り難うございます。 (02/12/16,Email)

 O・Tさん:論理的追求力に驚嘆する
本書は、人間のすばらしい可能性、高次の人間精神の有り様を、臨死体験の中に見てとれるという確信に満ちている。臨死体験が幻想などではあり得ないことを論証することによって、それは万人にとって紛う方ない事実となるのだ。 この本の論理的追求力と地道で息の長い研究の姿勢に驚嘆する。 このような著書が世に出たことを心から嬉しく思 うし、本当に意義゜の深い作品だと思う。
  姪に勧めたところ『この書は家の宝物にします』と感想を送ってきた。 (02/12/14,Email)

 H社編集長:一気に読んだ

ご著作、さっそく読ませていただきました。まとめ方も文章力もレベルが高く、一気に読んでしまいました。盛り込まれた内容はもちろんのこと装丁も立派なので、おそらく精神世界といわれる分野にインパクトを与え、大きな反響が帰ってくることでしょう。(02/12/4、手紙)


S・Sさん
「臨死体験研究読本」は、初心者にとっては入門書として、臨死体験 マニアにとっては今までの臨死体験本の全てを俯瞰的、多角的に見直 し、さらに深く追求するための格好の書になるでしょう。(02/11/26,Email)

B・A氏:熱気に満ちた作品

 精神世界を論じながらも、具体性があるため、説得力があり、読み手にも理解しやすいものに仕上がっています。しかも、一向にテンションのおちない確信に満ちた筆致の迫力は全編に渡っており、かつてない熱気に満ちた力作です。

  これまでの外国の研究などの器用な整理やまとめをする日本の学者は多いでしょうが、本書は、独自の考察と分析によって外国の評価の高い研究を批判し、それらに対する自らの主張を明確にする、きわめてオリジナリティーの高い作品です。

 とくにブラックモアの研究を、具体的な事象に基づきならが、次々と覆していく展開は論文として見事な仕上がりで、思わず論旨に引き込まれ、興味深く夢中になって読みました。

 さらに本作品は、謎が多く、解き明かされなかった「臨死体験と悟り」の関係を独自の観点から多角的・多面的に論述していくことで、これまでの評論とは一線を画しています。悟りのメカニズムをロジャーズの人間性心理学や、ケン・ウィルバーのトランスパーソナル心理学に触れながら、心理学的見地から言及する点は、非常に斬新です。経験主義的見地に留まることなく、哲学・心理学的見地からも深く掘り下げ、論旨に幅を持たせている論説は圧巻です。

 数々の哲学者、心理学者などが登場しながも、少しもつまずくことなく読み解ける点に、本書の意義があります。(02/11手紙、一部省略し編集)


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