◇臨死体験・気功・瞑想  臨死体験の世界を探求する

『臨死体験・いのちと覚り』

=脳内幻覚説を徹底検証

 『臨死体験と悟り体験』という10年来書きためた原稿を世に出したいと出版社に働きかけたけど、なかなか出版社が見つからず、ちょっぴり大変な思いをした体験談は、
       ■本は出るのか…その遠く、けわしい道のり
につづっています。そちらも見てください。
  ここではその本の内容の一部をごく簡単に紹介します。とはいってもある程度まとまった話をしないと、言いたいことが伝わらないので、ホームページとしては、ちょぴり長めになります。


■企 画 書■
出版社に送った企画書です。本のねらいと価値が少しでも伝わるように書きました。
■目   次■
この目次のなかのリンクからもわかるように、このホームページ全体に本の内応が生かされています。

 ■ 企 画 書 ■

タイトル  臨死体験・いのちと悟り

☆企画のねらい☆  

  臨死体験に関する本は、立花隆の『臨死体験・上下』がベストセラーになったのをはじめ、翻訳物を中心に続々と出版されてきたが、本書は、臨死体験後に多くの体験者の生き方がプラスの方向に変わってしまうという事実に焦点をあて、これをめぐる様々な問題を総合的に論ずる。これまでに、この問題を主題とし本格的に論じたものはない。
  体験者が、「悟り」にも似た覚醒体験をするのは何故なのか。この事実を素直に受け止めれば、少なくとも臨死体験を、死に直面した意識の「防衛反応」や、脳の異常などによる「幻覚」として説明し切ることはできない。この事実から死後の世界を直接証明できるわけではないが、臨死体験が、精神世界に関する何かしら重要な意味を隠しもっていることが、予感されるのではないか。
 
  このテーマをめぐって、まずは、鈴木秀子氏の「臨死体験」をきっかけにしながら、本書でどんな問題を扱うのか、全体の見取り図を提出する(第1章)。
 
  つぎに、体験者の意識変容がどのようなものなのかを、これまでに発表された多くの事例や、アメリカの研究者の統計的な研究の結果をもとに分析する(第2章)。 
 
  そして、とくに「悟り」とも言える覚醒体験をした臨死体験者のいくつかの事例を取り上げて、宇宙との一体感に焦点を当て論ずる(第3章)。

  つぎに一転して、これまでの臨死体験の学問的な研究(統計的な研究)の成果を振り返りながら、とくに日本人の臨死体験に「光」体験の報告が少ないなど、問題点のいくつかを指摘して今後の展開の布石とする(第4章、1節)。

  続いて科学的な研究のなかでも唯物論的な立場から「脳の見る幻覚」として臨死体験を神経生理学的に説明する代表的な研究(ブラックモアの研究)を取り上げ、「光」体験を中心に、脳科学では説明できない事実があることを指摘する第4章、2節)。

  「体外離脱」については、肯定的な立場の研究と突き合わせながら、とくに徹底的にブラックモアの研究を批判する第5章)

  「臨死体験=脳内現象」説がとくに説明しにくいのは、人生回顧や「光」との出会いによって、体験者がプラスの方向に心理変化を起こすという事実である。ここでもブラックモアの脳生理学的な説明に説得力がないことを徹底的に明らかにする(第6章)。 

  次に、一般に人間の精神的な成長やその究極的な姿ともいえる「悟り」が、どのような心理的なメカニズムによって起こるのかを、人間性心理学(ロジャーズやマズロー)やトランスパーソナル心理学(ケン・ウィルバー)の成果を踏まえて明らかにする。そして、こうした精神的な成長の方向が、臨死体験者の意識変容の方向と、基本的に同じであることをも明らかにする。そこから、臨死体験者の意識変容が、たんなる「防衛反応」や「幻覚」の結果であるとは説明しにくいことが明確にされる(第7章)

  さらに、臨死体験の中の中核的な要素として、限りなき愛を放射する「光の存在」との出会いがあり、体験者はこれによって強い影響を受けることが指摘されるが、一般に日本人の体験者は、「光の存在」との出会いが少ないという。そこから臨死体験とキリスト教的な文化的背景とを結び付ける議論も出てくるが、しかし、実は仏教の中でも「光」は大切な意味をもつ
  『チベットの死者の書』で話題となったチベット仏教だけではなく、浄土教にとっても、さらには華厳経や密教にとっても「光」は、中核的な意味をもっており、臨死体験の内容と比較するときわめて興味深い。しかも、西欧の体験者は、体験後どちらかというと東洋的、仏教的な世界観をもつようになることが、統計的にも知られている。そこから、臨死体験をめぐる様々な問題を東洋的・仏教的な世界観と比較しながら論ずることも本書のテーマとなる(第8章)
 

 現代の日本人が、生きるうえでの精神的なよりどころを失い、またそれゆえに教育の荒廃が叫ばれるなか、20数年にわたり地道に科学的・統計的な分析が行われてきた臨死体験の研究成果から、どのような「こころの成長の秘密」を学び取ることができるかを世に広く訴えることは、今、大きな意味があると思われる。あるいは、臨死体験の世界を学んだ読者が、自分自身の生き方をプラスの方向に変えていく可能性すらあるので はないか。
  本書は、臨死体験者の体験事例を多く取り入れ、誰もが興味深く読み進んでいけるよう一般の読者向けに工夫したつもりである。



  ■─  目   次  ─■  

はじめに→こころの癒しと臨死体験

第1章 臨死体験の不思議

1 鈴木秀子氏の臨死体験(→事例集・鈴木秀子氏
2 ムーディーからリング、セイボムへ
333 光との出会いと悟り体験

第2章  さまざまな意識変容

1 「未来からの生還」
2 死と生への態度の変化  
3 寛容さと精神的・霊的関心へ

第3章  宇宙意識の目覚め  

1 ユングの臨死体験 (→事例集・ユング
2 宇宙との一体感  
3 高木善之氏の臨死体験

第4章  脳が生み出す幻覚なのか
         ―― 臨死体験の科学的研究(1)  

1 臨死体験の統計的分析  
2 臨死体験の神経生理学的な研究

第5章  体外離脱は真実か?
          ―― 臨死体験の科学的研究(2) 

1 それは真実として立証できたのか
2 「体外離脱=脳内現象」説への批判

第6章 成長と自己超越  

1 人生回顧はなぜ起こるのか  
2 人生回顧で成長した人々  
3 人はなぜ変化・成長するか:その還元主義的な説明  
4 成長から悟りへ:脳内現象では説明できない事実

第7章 悟りと臨死体験  

1 マズローの「自己実現」と「至高体験」  
2 B認識とD認識  
3 宗教的な覚醒体験  
4 臨死体験者と「自己」超越  
5 時間感覚の変化

第8章 光・仏教・日本人

1 覚醒体験と「光」  
2 日本人の「光」体験
3 仏教と臨死の「光」 
4 『チベットの死者の書』  
5 華厳的世界とホログラフィック・ユニバース

 


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