石垣島 01 / DEC / 2005 *THU*



1時、ようやく石垣一周開始。しかし「行ってらっしゃい〜」とてーげーなおじさんが去って行ってから車スタートさせるまで10分くらいは悩んだ。るるぶ、離島情報、各種パンフレット総動員で検索するも、これといって行きたいところが見当たらないのである。
おかぽん 「具志堅用高記念館とか行きたい?」
N嬢    「いやぁ〜(苦笑)」
おかぽん 「鍾乳洞あるんやねー。うわ!入洞料1050円やて」
N嬢    「・・・パスかなぁ・・・どうせ歩きやすいように人工的に削られたりしてるんでしょ?」
そうかもしれない。基本的に洞窟好きだが、本島の鍾乳洞は見るも無残に削りコンクリートで固められててサイアクで、石垣のもそんな予感がする。あんなのはもう見たくない。その点南大東島の星野洞は素晴らしかった。で、時間もそうないことだしあまり寄り道せず、純粋に海岸線79号と390号を時計回りに一周することにする。夕陽を見るなら逆回りの方が良かったかもしれないが、道路の車線分だけ海側を走ることができる時計回りを優先。ってこの考え、北海道をレンタカーで旅したときに指摘されて気づいたこと。

そしてようやく車をスタートさせると・・・・ ん? 地図もガイドブックも無意識のうちに後ろにやって、ただ助手席に座ってるだけのN嬢。
ちょっと!!ウチの近所走ってるんじゃないんだから。地図見てよ、地図。運転免許を持たない彼女は松山でももっぱら助手席シッターであり、困ったことに、私がハンドル握ってりゃそう道間違うこともなく、知らないとこだってナビが連れてってくれるというお姫様的ドライブが当たり前になってしまっているのだった。
「地図見ててよぉ〜!次の信号左であってる?」
すると驚いたように慌てて地図を広げるが
今どこ?
地図をぐるぐる回しはじめる。
・・・・・・・ (無駄だったかぁ・・・悲)
仕事はできるがナビはまるでできない&地図の読めない女だった。(爆)
おかぽん 「今79号行ってると思うんだけど」
N嬢    「79? えっと・・・どこだろ・・・・・・」
もういいです、せめてそのページ開いたままにしといてください。でもお陰様で曲がるべきところを曲がりそびれたみたいです。いつの間にかいきなり逆方向へと進んでいたみたいです。おかぽんはかなりの八重山ツウであり、石垣の道も近所と同じくらい頭に入ってると思うなどもってのほかであります。

のっけから15分くらい時間ロスしたが
まずなんとか着いたのは恒例の社会科見学
粟国、宮古に次いで3軒目の塩工場
袋詰め作業してるのは初めて見るかも
ホント手作業なんすね

駐車場に車を入れたとたん、ショップ常駐のスタッフ数名のなかから待ってましたとばかりに出てきたおばさんに、海水をくみ上げるパイプの方へ強制連行される。ちょうど同じ時にやってきた他の旅行者もまとめて。
工場裏がまたビーチ、天気がよければ目映いばかりの白い砂とエメラルドグリーンな海、N嬢にも今日こそ
沖縄の海!に感激してもらえたはずだったが・・・昨日の黒島の海とあんまり変わらない。曇りがちで気温はそこそこ上がっているけど相変わらず風はけっこう強い。でもそれよりも、他の旅行者のひとりが説明聞きながら立ち食いしてるメロンパンが気になって仕方なかったりするあたし達。ウン、私はてっきりメロンパンだと思い、どうしてメロンパンを食べながら塩工場見学する必要があるのだろうかと相当疑問に思っていたのだが。
N嬢    「あのおばちゃん、金城のかまぼこおにぎり食べてたでしょ!!美味しそうだったねぇ!」
おかぽん 「えー!!あれかまぼこだったんだ?!メロンパンと思ってたー!!」
金城のかどうか確かなところはわからないが、メロンパンと見間違うほどにマーミヤのものより大きかったのは確かである。
塩の話に戻ろう。石垣の塩工場はどうってことなく、見学していちばん楽しかったのは粟国の工場であり、ショップは宮古の方が充実していたように思うが、このときハイビスカス塩を買わなかったのは失敗。オンラインショップを除けば石垣島でしか買えないなんて思わなかった。このさき台湾があるし、帰路那覇にも泊まるし今買うことたぁないと買わなかったところが、後日、国際通りの端から端までショップ回っても、那覇空港で隅から隅まで探しても塩胡椒やウコン塩はあれどハイビスカス塩だけは見つけられなかったのだった。ほのかなピンク色がとってもラブリーで見た目にもマル、天ぷらにつけると美味いだろうなぁ。誰かお土産に買ってきてぇ〜。

川平に出る前に御神崎(ウガンザキ)の方に回ってみるが、たいして眺めよくもなく愛媛の田舎にもよくあるリアス式海岸ミニバージョンみたいで面白くも珍しくもかゆくもない。そして、それがいけなかったのかもしれない。
急に異常な睡魔が襲撃。運転しながら脳は寝てるかもれない非常にヤバい状況に突入、事故りそうだし怖いったらありゃしない。たまらず2度ほど路肩に車を寄せて各15分くらい休憩。普段はどんなに睡眠不足でも運転しながら眠くなるってまずありえないのに、どうしちゃったの?!と自分で驚くほどに眠い。眠すぎて助手席との会話も成立しない。
おかぽん 
「ゴメン!眠い!!無理!!!」
N嬢    「酔い止めのせいじゃない? 私も眠いよ・・・」
少し寝不足な昼下がり、ほどよい満腹感とほどよい温度に薬も手伝ってバケモノ的な睡魔。もう代行呼んで帰りたい。(苦笑)

そんなこんなで川平湾に行くのも命がけ。しかし石垣上陸3回目にしてやっと訪ねてみれば、ちょうど太陽が出てくれ海の色もちょいとエメラルドに。ちょいときれい。

写真撮ってるうちにやっと目が覚めてきた


展望台からの風景は撮影でもでよく使われるアングル、おかぽんいちばん印象に残ってるのは確か『スチュワーデス刑事』PARTいくつだか、のあのシーン。(わかる人いるかしら?) しかしあれだ、‘海を青くしたミニ松島’風で、ここが‘八重山一の景勝地’だなんとは認めませんぜアタシは、って気がしないでもない。だってねぇ、言っちゃ悪いが日本三景の中でいちばんガッカリしたの松島だもん(宮城の方ゴメンナサイ。瀬戸内に住んでるとああいう風景ってちょい海に出れば似たようなところが普通にいっぱいあるわけ)。そしてあれだ、写真撮るにも邪魔が多すぎる。グラスボートや真珠養殖のいかだやら網やら漁船があまりにも・・・どうアングル変えてもズーム使っても無理。観光バスで団体もやってくるし、宮古のあの閑散ぶりが信じられないほど人間が多いのもかなりいまいち。
だったらと開き直って魚眼で撮りまくる。

川平を出発する時すでに3時半。最北端の平久保崎、けっこう遠いなぁ。30km弱ありそう・・・寄り道せず一気に北へと走りぬけてしまおう。
島の北西海岸はわりと険しく、宮古や与那国やギリシャのどこかの島を思い出しながら、でも基本的にはなにもなくてちょっと退屈なドライブ。



端っこって何もないの知っていながら行きたくなるんだよね
関係ないですが、24ミリ(左)と16ミリ(右)の視野の違い比較コーナー


空気が澄んでれば愛しい多良間島が見えるらしいが、全然見えない。海からの風は寒いほどに相当強いが眺めはなかなか壮観で、人の少なさといい川平湾より好きかも。けど、二度来るかと言われりゃ来ないかも。(苦笑)



さらに比較コーナー

「写真撮ってください」というベイビー連れ夫婦にいやに丁寧にN嬢が応じている間、思いっきり潮風に吹かれながらレンズ交換しまくり。

平久保崎から20分くらい、白保海岸に着いたときにはちょうど日が落ちるところ。適当に海の方に入ってって車停め、誰もいない海岸でサンゴや貝を拾ってみるが・・・一緒にゴミも拾いそうになるほどゴミが多い(´`; 海を渡ってガイコクから流れてくるゴミもあるのかもしれないが、にしても他の八重山の海岸では見たことないゴミの多さ。観光客の仕業だとしたらなおサイアク。
海の色がちょっとした太陽の具合や時間によって自在に変化するのは充分承知しているし、今日だってどちらかというとコンディション悪い方。

それでもやっぱり
宮古の海の方がずっときれいだなぁと
(宮古だって一周した日は雨模様だったんだし)

そしてやっぱり
さらなる離島の方が断然面白いし好きだなぁと
少し寂しい納得&確認をした
石垣一周ドライブなり

救いようがないほど地図の読めないオンナだったはずのN嬢が、ちょっとナビらしい発言をするようにまで成長した頃にはドライブ終了。なんだかんだ走行距離120kmくらいなのに、ガソリン6Lしか入んないところがさすが軽。言われた通りホテル向かいの琉銀に放置しておけば、いつの間にか姿を消しておった。

本日の晩メシは、鳩間に行かないと決めた瞬間にホテルよりも早く、満場一致で即決した焼肉金城のハンバーグ。旅に出る直前、“これがいちばん美味しかった・・・”と報告したのが海の向こうの空の下でのなみさんであり、それを読んだ私は、ん??島にも数々の美味いものはあるだろうに、いちばん沖縄らしくないコレが?と思ったのであり、だけどそう言われると気にならないわけがない。食べないわけにはいかん。
宿から徒歩10分。やまもとみたく迷いもしないし、白煙もたちこめてない比較的大きなキレイな店だが、7時過ぎに行くと待ってるお客さんがズラリ。待ちリストには7名とかのグループが何組も。
「うっそー、めちゃめちゃはやってる・・・・」
が、回転は早そうで、もう頭の中はハンバーグしかないわけで、待った。20分くらい。

混んでいる原因はコレなのだった
そりゃ混むわな

しかし焼肉は食べない。当然焼肉を食べてないのは我々だけ。ハンバーグは昼なら定食があるが夜は単品のみ、グラムで大きさを指定できる。


◆ DINNER ◆
冷麺(小) ★★★★ あっさりがよろし
石焼ピビンバ(小) ★★★ 甘め。もっと辛くあるべし


ハンバーグ200g ★★★★★
ソースなしでも味しっかり!



ハンバーグに限って、はとみの食事にもマーミヤのかまぼこにも負けず美味いのは本当だった。これは二度来るかと言われりゃ来る。三度でも。やまもとの焼肉より金城のハンバーグに軍配!なみさんありがとー! そして2人で1610円と驚くほど安上がりなディナーと相成りました。

デザートはお菓子のマルシェに寄って
紅芋タルト持ち帰り
★★★★
パイ生地がやわらかめしっとりで
ボロボロこぼれないからマル

あろうことかスイーツ好きな私がこの店を見落としていたのは、初めて石垣に降りてから3年半の大きな誤算であり、今回の旅の大きな収穫でもあった。これぞフリーペーパーを隅から隅までチェックし日々八重山研究に精進中のN嬢のおかげであり、2人旅のおかげである。離島桟橋からすぐ、夜遅くまでやってるし美味しそうなパンがいっぱい、ケーキも焼き菓子もいっぱい、この先台湾がなければ買い込むのに! 次から島に渡る前には、コンビニじゃなくここで食糧調達決定。N嬢ありがとー!

ホテルに帰ると昼間のバケモノ的睡魔が再び、もう耐えられぬ! N嬢は横でゴッキーみたいになにやらビニール袋ガサゴソやったり、暑いとエアコンいじってみたりしてるけどアタシはそれどころじゃない。ベッドに入った瞬間爆睡、ハガキ1枚おろか宛名も書き終わらないまま ZZZZZ・・・・・


                                      
Continue...



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