在日元「慰安婦」裁判とは


 宋 神道(ソン シンド)さんは、戦時中「慰安婦」にさせられ、また、その後50年近くも放置され続けたことに対して、国に謝罪と補償を求める裁判を、1993年、東京地裁に起こしました。

 原告宋さん側が裁判所で主張したのは次のようなことです。

 (1) 事実関係を認めること
宋さんが中国で7年間「慰安婦」を強要されたことと、戦後50年近く、放置されてきたこと(何もしなかった=不作為)。
 (2) 違法行為だったことを認めること
宋さんに対してなされた(1)のことは、国際法(ILO29号条約,人道に対する罪等)や国内法(民法,国賠法)に照らして違法だったということ。
 (3) 日本国は謝罪と補償をすること
宋さんに対して国は、首相の名で謝罪文を交付し、補償をしなければならないこと。

 これに対して一審の判決は、1999/10/1に出され、控訴審の判決は、2000/11/30に出されました。判決の内容については、後日報告いたしますが、一審の判決と比べると、一部後退したところもありますし、前進したところもあります。おおざっぱには、

のように、言えるかと思います(文責:新谷)。

 なお、宋神道さんは、いろいろ思い悩まれたうえ、判決翌日に上告を決意されました。

 また、判決に向けての署名には、3週間ほどの間で3千人近くもの方のご協力をいただきました。この場を借りて、お礼申し上げます。

  → 裁判のながれ(地裁編)
  → 裁判のながれ(高裁編;準備中)
  → 在日の慰安婦裁判を支える会 声明文(控訴審判決時-2000/11/30)
  → 裁判 地裁判決骨子
  → 在日の慰安婦裁判を支える会 声明文(一審判決時-1999/10/1)
  → 裁判資料パンフの紹介
       (本人尋問、証人尋問、最終準備書面、法的主張の入門編)


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