雅仙庵での連歌作成には、以下のルールを適用します。
できるだけ多くの方に楽しんでいただくためのルールですので、了解の上ご参加下さいますようお願いいたします。
△ ルール (091025一部改訂)
(1)五七五(=長句。奇数句)と七七(=短句。偶数句)を別々の人が交互に詠んでいく(先着優先)。(575+77+575+77+……) 十八句が完成した時点でその作品は完結する。
(2)前の句(前句まえく)を受けて、それを飛躍・発展させるような句をつける(「付け」)。 特に、前々句(打越句うちこしく)の発想に戻ること・前々句からの三句が一続きの情景になってしまうことは避ける(「転じ」)。 *打越句と同じ人物、同じ場面(時刻、場所)、イメージを引きずってしまっていると、前句と打越句がつながっていなくても「転じていない」ことになります。
(2')前々句に出てきた漢字は原則として使わない。 前句の漢字は使ってもいいが、できれば使わない。
(3)それぞれの句は、前句がなくても意味が通じる句であることが望ましい(「独立」)。
(4)同一人の投稿間隔は二句以上あける。(次の句と次の次の句は付けられない)
(5)音数の間違い、転じたりない(発想が打越句に戻っている・打越句にある漢字や言葉を使っている・場面が打越句から一続きになってしまっている)などの場合は一時保留とし、問題の句を書き込んだ人に修正をお願いする。 24時間以内に修正がない場合はその句を取り下げてやり直す。
(6)(5)のような句に対して、修正依頼がないままに次の句がついた場合は問題点がなかったものとして進める。 *問題に気づいた人は指摘の書き込みをし、その時点ではその状態でストップしてください。 主人(Ray)が修正をお願いするかどうか後刻判断します。
(7)句をつけた人自身は次の句がつくまでは修正してもよいが、削除(投稿取り消し)はしない。
なお、このルールは暫定的なものです。不都合がありましたら順次改訂していきたいと思っておりますので、永綏堂連絡帳(掲示板) またはメールにてご意見をお寄せ下さい。
△ 「付け」と「転じ」について
前句からのイメージをふくらませて「付け」ながら前々句(打越句)からは「転じ」る、というのが連句の基本だそうです。 この「付け」と「転じ」が難しいところでもあり面白いところでもあると思うのですが、どうやったら「転じ」やすいのかということについて「矢崎藍の連句わーるど 参州めぎつね座」で勉強したことをもとにまとめてみました。
・打越句を考えに入れず、前句だけから発想してみる。
・句の内容を「自=自分」「他=他者」「自他半=自分と他人の両方」「場=場所・場面」と大別し、打越句と同じ分類にならないようにする。
・打越句に出てきた言葉と同じような言葉、対になる言葉がないことを確かめる(言葉を内容で分類し、同じ分類になる言葉を避ける)。
(分類・五十音順) 植物(うえもの=草・木) 懐旧(かいきゅう=思い出・懐かしむ) 居所(きょしょ=住居に関する物) 景物(けいぶつ=花・時鳥・月・雪・紅葉) 恋 (こい) 国名(こくめい=旧国名・現国名) 山類(さんるい=山・岡など) 時分(じぶん=時刻・朝・夜など) 釈教(しゃっきょう=仏教関係) 述懐(じゅっかい=世を恨む・老いや貧を嘆く) 生類(しょうるい=動物) 神祇(じんぎ=神道関係) 人倫(じんりん=人の身体・身分・職業・嗜好など) 水辺(すいへん=海・川など) 聳物(そびきもの=雲・霞など、空中に広がるもの) 旅 (たび) 地名(ちめい) 天象(てんしょう=天体・気象現象) 病態(びょうたい=病気・病名) 降物(ふりもの=雨・雪・霜・露など) 無常(むじょう=死・葬など) 名所(めいしょ) 夜分(やぶん=夕・宵・夜更け・夜勤・夜学など) 妖怪(ようかい=雪女郎・河童など)
「これは使ってはいけない」という言葉や場面を最初に設定しておいて、それに触れない方向で発想していくという方法を私はとっています。 テクニックに頼りすぎると味気ない句になってしまいそうなので気をつけないといけないと思いますが、「付け」て「転じ」るということを考える上でのご参考になれば幸いです。
(参考文献)『連句・俳句季語辞典 十七季』 東 明雅・丹下博之・佛淵健悟 編著 三省堂/2002年10月第二刷
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