リダイアル
平成19年3月26日(月)鑑賞
モニカ・キーナ
アイバン・マーチン
ケヴィン・チャップマン

タマラ・ジョーンズ

自己評価  ★★★☆☆
一人住まいのニコールは、うっかり電話番号をミスダイヤルして、間違い電話をかけてしまう。だが、繋がったその相手は、恐ろしい連続殺人事件の犯人だった。殺人鬼に目をつけられ、次々と起こる殺人事件に巻き込まれていくニコール。殺人鬼は電話でニコールをののしり、動揺させながら、まるで楽しむかのように彼女の住む街へと近づいてくる。ニコールは刑事や警官たちに身辺警護を依頼するが、ついに殺人鬼が彼女の家の玄関にたどり着き…。
「フレディVSジェイソン」で"恐怖映画の女王"の地位を確立させたモニカ・キーナ主演による、シチュエーション・サスペンス。間違い電話をきっかけに、連続殺人鬼の標的にされてしまった女性の恐怖をリアルに描く。殺人鬼の正体が明かされるラストシーンは衝撃的で、ロバート・デ・ニーロが主催するトライベッカ映画祭でも好評を博した。

イルマーレ
平成19年4月14日(土)鑑賞
キヌア・リーブス
サンドラ・ブロック
ショーレ・アグダシュルー

クリストファー・プラマー
自己評価  ★★★★☆
シカゴの病院で働くため、湖畔の家を引き払うことになったケイトは、次なる住人に宛てて手紙を書き、ポストに投函した。だがその手紙は、魔法のような奇跡によって、2年前の住人・アレックスのもとに届いた。やがて2人は、2年という時を隔てて文通を始めるようになる。互いの夢のこと、人生のこと、そして恋のこと。手紙に想いを綴っていくうちに、互いへの愛情を抱くようになった2人は、時を越えるというリスクを背負って、愛する人のもとに向かうのだが…。
ヒット作となった同名韓国映画を、キアヌ・リーブス&サンドラ・ブロック主演でリメイクした、ファンタジックなラブストーリー。
「スピード」でベストカップル賞に選ばれた2人が、"時を越えて届く手紙"を通して、互いに恋心を募らせていく姿を描いていく。原作となった韓国版にさらなるリアルさを加えた本作は、大人のためのラブストーリーとして、高い評価を受けた。物語を優しく包むポール・マッカートニーの歌声も感動的だ。
トゥモロー・ワールド
平成19年4月15日(日)鑑賞
クライヴ・オーウェン
ジュリアン・ムーア
マイケル・ケイン
キウェテル・イジョフォー

自己評価  ★★★★☆
2027年。大勢の移民たちがひしめくロンドンでは、当局が移民たちの取り締まりを一層強化していた。街ではテロが繰り返され、すべてが荒みきっていくなか、人類にはもう18年間も子どもが生まれていなかった。そんなある日、エネルギー省の官僚・セオは、元妻が率いる地下組織に拉致される。組織はセオを利用して、人類救済組織"ヒューマン・プロジェクト"に、1人の少女を届けようとしていたのだが…。
イギリスの人気女性ミステリー作家、P.D.ジェイムズのベストセラーを原作に、明日起こるかもしれないリアルな未来を描き出した、近未来SFアクション。子供が誕生しなくなった2020年代のイギリスを舞台に、人類存亡の鍵をめぐって、熾烈な戦いが繰り広げられていく。総製作費120億円を注ぎ込んだ本作は、徹底したリアリズムで描かれる、迫力の戦闘シーンも見どころのひとつ。『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』のアルフォンソ・キュアロン監督が、ハード・タッチSFで、観る者を惹きつけて行く。

テキサス・チェーンソー
ビギニング

平成19年4月16日(月)鑑賞
ジョーダナ・ブリュースター
マシュー・ボーマー
テイラー・ハンドリー

ディオラ・ベアード

自己評価  ★★☆☆☆
ホラー映画の金字塔『悪魔のいけにえ』をリメイクして大ヒットした『テキサス・チェーンソー』の続編。前作の過去を描く本作では、殺人鬼レザーフェイス誕生の秘密が明かされる。前作に続きヒットメーカー、マイケル・ベイが製作を務め、監督は『黒の怨(うらみ)』のジョナサン・リーベスマン。究極の恐怖を味わう若者たちを、『ワイルド・スピード』のジョーダナ・ブリュースターら若手キャストが熱演。凄さんな恐怖描写の連続に身もすくむ。

1939年8月、生後すぐに捨てられた赤ん坊がゴミを漁っていた女に拾われ、トーマスと名づけられヒューイット家で育てられる。やがて食肉処理工場で働き始めた彼は、工場が閉鎖された衝撃から工場長を殺害。一方、テキサス縦断旅行に出ていた4人の若者たちは、保安官になりすましたトーマスの叔父に連れ去られてしまい……。
スレイブオークション
  〜汚れた真実〜

平成19年4月27日(金)鑑賞
アンドレア・ネムコヴァ
ミカエラ・ヨドロヴァ
カテリーナ・ヘネソヴァ

自己評価  ★★☆☆☆
ナタリーたち5人のモデルは、欧州新人モデルコンテストの予選を突破し、決勝戦に出場するために飛行場へ向かう。しかし車が途中で故障し、ナタリーたちはそのまま拘束され森の中に佇む古城に連れて行かれる。そこでは、城の主人ローラが、世界各国から美少女を集め、あらゆる性の調教をし、世界の要人、セレブたちに奴隷として売りさばいていた。そのモデルコンテストも、全て上物の奴隷を得る為のローラの仕業だったのだ。まんまとローラの策略にかかったナタリーたちは、奴隷部屋に監禁され、夜はもちろんローラに奉仕をしながら調教を受ける。この状況からなんとか抜け出したいと思うナタリーだった。そんな中、インターポールの捜査員が客のふりをしてナタリーに接触をしてくる。意を決したナタリーは、その夜、自らローラの夜の相手を申し出た。
集められた汚れなき美少女たち。逃げられない鎖。抜け出せない快楽…。「オークション」シリーズのロイド・A.シマンデル監督が描く衝撃作。
白蛇抄
平成19年4月28日(土)鑑賞
小柳ルミ子
杉本哲太
仙道敦子
夏八木勲

自己評価  ★★★★☆
夫の死を悲しむあまり自ら命を絶とうとしていた若い女が、山寺の住職に命を救われる。その美しい女は住職の後妻となるが、やがて年若い住職の息子と道ならぬ関係に落ちていく。女の色香に惑わされた高校生とその父、さらに寺に引き取られた少女と住職など、絡み合う人間模様を背景に、燃え上がる情欲の炎に翻弄される人々の姿を描く…。
水上勉の原作を伊藤俊也監督が映像化。ヒロインを演じた小柳ルミ子が、瑞々しくもエロチシズムあふれる肢体を惜しみなく披露し、公開時には大きな話題を呼んだ。小柳はこの作品で日本アカデミー最優秀女優賞を受賞。また、後に演技派として活躍する杉本哲太のデビュー作でもあり、杉本はここでも鬼気迫る演技を見せている
ステイ
平成19年4月29日(日)鑑賞
ユアン・マクレガー
ライアン・ゴズリング

ナオミ・ワッツ
ケイト・バーン

自己評価  ★★★☆☆
精神的に不安定な青年の自殺予告を聞いた精神科医が、青年を救おうと必死になるうちに意識の迷宮にはまり込んでいく様を描いた新感覚スリラー。監督は『ネバーランド』のマーク・フォースターが務め、主人公の精神科医を『アイランド』のユアン・マクレガーが、自殺を予告する青年を『きみに読む物語』のライアン・ゴズリングが演じる。何が現実で何が虚構なのかわからないミステリアスな展開と、切ない感動を呼ぶラストが見どころ。

精神科医のサム(ユアン・マクレガー)は若い男性患者ヘンリー(ライアン・ゴズリング)から21歳の誕生日に自殺すると予告される。彼を気にかけるサムは思いとどまらせようと奔走するが、やがてヘンリーは失踪。一方、サムの元患者で恋人のライラ(ナオミ・ワッツ)は、サムから聞かされたヘンリーの話に興味を示す。 (シネマトゥデイ)
夕闇にベルが鳴る
平成19年4月30日(日)鑑賞
レベカ・コーチャン
ロバート・バックリー
マーク・アービンソン

サラ・ホール
自己評価  ★★★☆☆
依頼によりとある豪邸で仕事をすることになったベビーシッターのトリシア。豪邸は立派で、申し分なく仕事をするトリシアだったが、突然携帯に非通知の着信があった。その後も執拗にかかってくる電話に、たまりかねて警察に通報するトリシア。すると警官の口からは驚くべき言葉が発せられた。『発信者は貴方の家にいる!』と…。
ベビーシッターと、彼女の家に潜むサイコ犯との闘いを描く。主演は
『ゲイル・パワーズ』のレベカ・コーチャン。実際に流布する都市伝説を元に描かれた、緊張感溢れるサイコ・ホラーである。
カ オ ス
平成19年6月8日(金)鑑賞
ジェイソン・ステイサム /(コナーズ刑事)
ウェズリー・スナイプス/ (ローレンツ)

ライアン・フィリップ  /(新米デッカー刑事)
ジャスティン・ワデル
自己評価  ★★★★★
見える現象も簡単な方程式で表せるというカオス理論を題材に、警察内部に精通した銀行強盗と、2人の刑事の攻防を描くクライム・サスペンス。『トランスポーター』のジェイソン・ステイサムと、『クラッシュ』のライアン・フィリップが刑事にふんし、彼らに挑む知能犯を『ブレイド』のウェズリー・スナイプスが好演する。『Uボート 最後の決断』のトニー・ジグリオ監督による、二転三転するスリリングなストーリー展開に最後まで目が離せない。

アメリカはシアトルの銀行を強盗団が襲撃し、人質をとって立てこもった。強盗団のリーダーであるローレンツは、ベテラン刑事のコナーズを交渉人に指名。コナーズは謹慎処分中だったが、新米刑事デッカーとコンビを組み、現場に復帰する。やがてコナーズは、SWATと共に強行突破を試みるものの、乗り込んだ瞬間にビルが爆破され、犯人たちは混乱に紛れて逃亡する。だが、金庫からは何も盗まれた形跡がなく…。
インビジブル2
平成19年6月8日(金)鑑賞
クリスチャン・スレイター
ピーター・ファシネリ
デヴィッド・マキルレース

ローラ・レーガン
自己評価  ★★★★☆
透明人間なった科学者の暴走を描いたSFホラー『インビジブル』の続編。軍の陰謀により透明人間にされた特殊部隊員、彼の行方を追う軍、双方から追われる女性科学者と彼女を守る刑事が、スリリングな追走劇を繰りひろげる。前作で監督を務めたポール・ヴァーホーヴェンが製作総指揮にあたり、監督は新鋭クラウディオ・ファエ。透明人間にふんしたクリスチャン・スレイターが、ほとんど姿が映らず声だけで感情を表す難役を熱演する。
ある怪事件を捜査するターナー刑事(ピーター・ファシネリ)は、犯人が次に狙う女性科学者の警護を請け負う。しかし、軍に捜査を阻まれ特殊部隊の攻撃に遭ったターナーは、彼女に真相を問い正す。そして、犯人は軍の陰謀により透明人間となった特殊部隊員で、彼女が作った副作用を抑える血清を必死に追っていることを知る。
ブラックダリア
平成19年6月9日(土)鑑賞
ジョシュ・ハートネット
アーロン・エッカート

スカーレット・ヨハンソン
ヒラリー・スワンク

自己評価  ★★★☆☆
1947年。ロサンゼルス市内の空き地で、エリザベス・ショートという名の女性が惨たらしい姿の死体となって発見される。LA市警の刑事、バッキーとリーがその捜査にあたり、1本のポルノ・フィルムの存在が捜査線上に浮かび上がる。しかし、リーは亡くなった妹の姿を殺された女にダブらせてしまい、次第に事件にのめり込んで行き…。
1947年1月15日、ロサンゼルスでハリウッド女優を夢見ていた女性、エリザベス・ショートの死体が発見された。黒い服を好んで着ていたことから通称"ブラック・ダリア"と呼ばれていた彼女の死体は、全裸で腰から真っ二つに切断されるという惨たらしいものだった。結局犯人は捕まらず、迷宮入りとなったそのL.A.史上最悪の猟奇殺人事件を題材にしたジェイムズ・エルロイのベストセラー小説を、巨匠ブライアン・デ・パルマが豪華キャストを迎えて映画化した衝撃のクライム・サスペンス。
出演は
『ロスト・イン・トランスレーション』でブレイクしたスカーレット・ヨハンソン、2度のアカデミー賞主演女優賞に輝くヒラリー・スワンク、「パール・ハーバー」のジョシュ・ハートネットほか。
せ つ な
平成19年6月10日(日)鑑賞
綾瀬つむぎ
合沢 萌

那波隆史
荒川仁彦

自己評価  ★★★★☆
「蒼井そら 美少女つむぎ」で04年ピンク大賞第4位に輝いた実力派・高原秀和監督による注目作。愛や人生について自問を繰り返す内省的なヒロインが、恋人の浮気やバイト先の社長からの誘惑といった経験を通じて、状況に流されがちな自分を見つめ直してゆく。シリアスに流れそうな話を終始コミカル・タッチで綴り、青春エロティック・ムービーの佳作に仕上がった。もちろん、ロリータフェイスに豊かなバストで男性の目を釘付けにする綾瀬つむぎの好演も見もの。他、レースクイーンの出身の合沢萌もその美脚と共に大胆場面を披露する。

21歳のせつなは、恋人の純一と同棲しながらも、愛や人生について自問し、悶々とした毎日を過ごしていた。彼女はストーカーにつきまとわれ、夜道を走りながらも自分はどこに向かって走るのかなどと哲学的な思考に陥る始末だった。そんなある日、純一は元恋人のあい子と再会し、彼女からセックスを楽しもうと誘惑を受ける。せつなへの思いからあい子を拒絶しようとする純一だったが、欲望には勝てず、ついに彼女と関係を持ってしまう。罪悪感にかられた彼は、正直に浮気のことをせつなに白状するのだが……。
女とむらい師 べに孔雀
平成19年6月11日(月)鑑賞
横須賀蓉美(昌美)
平 沙織

ひかる一平
佐川満男

自己評価  ★★★★☆
風音は、女とむらい師(葬儀屋)を営む。ある日、心の臓を患い亡くなったという大店・伊勢屋のひとり娘・お初の弔い仕事がくる。お初の亡骸に手を合わせ、死に化粧を施す風音と相棒・秀次は、不審な点に気がついた。病死のはずのお初の前歯は折れ、乳房にも無残な傷跡。さらに裾をはだけると、乱暴された傷跡が。そもそも大店の娘の弔いを、小さな葬儀屋に頼むこと自体、何かあるとしか思えなかった。
しかし、秘密に気づいたふたりは、逆に番屋に引き立てられ、仕置きされるはめになるそこには役人たちも巻き込んだ恐ろしい真実があるはず。風音は、秀次、破戒僧の鞍馬とともに「裏の弔い稼業」に乗り出す。世の中との関わりを避け、ひっそり生きる美女には実は、裏のすさまじい「顔」がある。その設定だけでもなかなかなのに、その白い素肌にはくっきりと「べに孔雀」が・・・。主演は、体当たり演技が評判の横須賀蓉美(昌美)。セクシー時代劇ではもっと活躍してほしい人である。また、必殺当時は初々しい青年のイメージだったひかる一平も、おとなの男として渋い一面を見せる。その他、共演には平沙織、西尾拓美、佐川満男など。悪い男たちを美女がビシッと退治する。
武士の一分(いちぶん)
平成19年6月15日(金)鑑賞
木村拓哉
檀 れい
笹野高史
岡本信人

自己評価  ★★★★★
海坂藩の下級武士・三村新之丞は、最愛の妻・加世と慎ましく暮らしていた。だが、2人の平和な日々は、新之丞が藩主の毒見役を務めて失明した日から暗転する。加世は自害しようとする新之丞を必死に思い留まらせるが、愛する夫を救おうとして罠にはまり、番頭・島田藤弥に身を捧げてしまう。侍としての心と夫としての愛の狭間で、新之丞の怒りは激しく燃え上がり、やがて新之丞は己の"一分"を賭けた復讐を決意する。だが、島田は藩内きっての剣の遣い手であり、盲目の新之丞に勝機はないように見えたのだが…。
「たそがれ清兵衛」『隠し剣 鬼の爪』に続く、巨匠・山田洋次監督が手掛けた、藤沢周平原作時代劇・三部作の最終作。日本が誇るトップスター・木村拓哉を主演に迎え、幕末に生きる武士の名誉と夫婦のきずなを描く。妻役の檀れいやかたき役の坂東三津五郎ほか、緒形拳や桃井かおりなど、日本を代表とする実力派俳優が勢ぞろいする。「武士の一分」とは、侍が命をかけて守らなければならない名誉や面目の意味。そのタイトルが指し示す人間ドラマは、観るものの心を揺さぶる感動巨編。
侍の義と夫婦の愛に、白刃閃く復讐譚を絡めた異色の物語が展開していく。
ディパーテッド
平成19年6月16日(土)鑑賞
レオナルド・ディカプリオ  コリン
マット・デイモン       ビリー
ジャック・ニコルソン      コステロ
マーク・ウォールバーグ

自己評価  ★★★★★
貧困と犯罪のなかで育ってきたビリーは、長じて優秀な警察官になった。やがてビリーはその生い立ちを買われ、マフィアへの極秘潜入捜査を命じられる。彼の任務は、捜査官たちと連絡を取りながら、マフィアのボス・コステロの信用を得て、組織を内部崩壊させることだった。一方、同じく優秀な若手警察官であるコリンは、マフィア撲滅の特別捜査班に配属される。署内でも人望の厚いコリンだが、実は彼はコステロが警察内部に送り込んだスパイで…。

マフィアに潜入した警察官と警察に潜入したマフィアという2人の男を軸に、マフィアと警察の双方で始まったスパイ探しを描く、超一級のクライム・サスペンス。ギャング映画の巨匠マーティン・スコセッシ監督が、レオナルド・ディカプリオ、マット・デイモン、ジャック・ニコルソンといった超豪華キャストを迎え、緊迫のストーリーを展開させていく。過酷な世界で二重生活を続ける二人の男の人生がたくみに描かれ、アカデミー賞では4部門を獲得した。

シークレットサービス
平成19年6月17日(日)鑑賞
ジュリエット・マーキス
ジェームズ・ウッズ
ヨアン・グリフィズ
キップ・パルデュー

自己評価  ★★★☆☆
人気ポルノ女優のムーンは友人からの相談がきっかけで、ある調査を行うようになる。それはムーンが女性からの依頼により、その女性の恋人、あるいは夫を意図的に誘惑。その男性が浮気するかどうか確かめる、という浮気の極秘調査だった。ある日、いつものようにターゲットに近づいたムーンだったが、その男の異常な態度に恐怖を覚え…。

『イントゥ・ザ・サン』に出演のセクシー女優、ジュリエット・マーキスが主演を務めたエロティック・サスペンス・ドラマ。共演はベテラン俳優、ジェームズ・ウッズ、『ファンタスティック・フォー』のヨアン・グリフィズほか。
007カジノロワイヤル
平成19年6月23日(土)鑑賞
ダニエル・クレイグ
エヴァ・グリーン
マッツ・ミケルセン
ジュディ・デンチ
自己評価  ★★★★★
暗殺の仕事を2度に渡って成功させたジェームズ・ボンドは、ついに"00"(ダブルオー)の地位に昇格し、最初の任務で、世界中のテロリストの資金源になっている"死の商人"ル・シッフルの存在を突き止めた。高額掛金のポーカーで資金集めをするル・シッフルと勝負するため、モンテネグロに向かうボンドの前に、やがて美女ヴェスパー・リンドが現れる。彼女は国家予算から捻出された高額掛金の監視役として、財務省から送り込まれたのだが…。
イギリス諜報部のスーパー・エージェント"007"ことジェームズ・ボンドが、巨悪と戦う大ヒット・スパイアクション「007」シリーズ。死と隣り合わせの危機が連続するなか、手に汗握る緊迫のストーリーがシリーズを通して展開され、公開されるたびに大きな話題になった。ジェームズ・ボンド役は代替わりで支えられ、初代ボンドのショーン・コネリーから本作にてボンド・デビューを飾った6代目ボンドまで、いずれも人気実力派俳優が起用されて好評を博している。
「007」シリーズ第21作目の本作では、シリーズ初の"金髪・碧眼のボンド"となったダニエル・クレイグが、若きボンド役を熱演。1967年に公開されたシリーズ第1作『カジノ・ロワイヤル』のリメイクとなっているが、本作のほうがイアン・フレミングの原作小説に近く、殺しのライセンスを与えられたばかりの若きボンドが、スーパー・エージェントとしての第一歩を踏み出していく姿がみごとに描かれている。
ブレイキング・ニュース
平成19年6月30日(土)鑑賞
ケリーチャン
リッチーレン
ニック・チョン
ラム・シュー

自己評価  ★★★★☆
香港の市街地で、警察と銀行強盗団による銃撃戦が発生した。激しい攻防戦のなか、犯人に銃を向けられた警官が、両手を挙げて命乞いをしてしまう。その瞬間を現場に居合わせたTVカメラマンに撮影された上、強盗団はまんまと逃走。やがてさまざまなメディアを通じてこのバッド・ニュースが流され、香港警察に対する非難が集中する。そんななか、副総監のウォンは、機動部隊にワイヤレス・カメラを装備させ、犯人逮捕の瞬間という"最高のショー"をテレビ中継するという、前代未聞の試みに出るのだが…。
犯人と警察、そしてメディアを巻き込んだ情報戦と心理戦が火花を散らす、スピード感あふれる香港ポリス・アクション。『ザ・ミッション/非情の掟』をはじめ、先の読めないストーリー展開と独特な映像美で高い評価を得ている巨匠ジョニー・トー監督が、作品の冒頭に7分間に及ぶワンカット&ワンシーンの銃撃戦を取り入れるなど、新たな挑戦を試みている。新任指揮官のレベッカを演じるのは、『冷静と情熱のあいだ』のケリー・チャン。カンヌ国際映画祭では特別招待作品に選ばれ、2004年の東京国際映画祭でも大きな話題を呼んだ。
HOSTEL ホステル
平成19年7月2日(月)鑑賞
ジェイ・ヘルナンデス
デレク・リチャードソン
エイゾール・グジョンソン
三池崇史

自己評価  ★★☆☆☆
ヨーロッパを旅するバックパッカーたちが恐怖のどん底に陥れられるホラームービ。見知らぬ街を訪れた若者たちが、次々と失踪し、むごたらしく拷問され殺されていく様を追う。無邪気な青年から一転、死の恐怖に直面してもあきらめずに戦う男を『ワールド・トレード・センター』のジェイ・ヘルナンデスが熱演。『キャビン・フィーバー』のイーライ・ロスが脚本と監督を担当し、一気にその才能を開花させた。監督の依頼でちらりと登場する三池崇史監督の姿も必見。

アメリカ人大学生のジョッシュ(デレク・リチャードソン)とパクストン(ジェイ・ヘルナンデス)は、バックパックを背負ってヨーロッパを旅していた。スロバキアのブラティスラバには男が求める快楽を満たしてくれる夢のようなホステルがあると聞いた彼らは、早速途中で仲間になったオリー(エイゾール・グジョンソン)とホステルのある町に向かうが……。
どろろ
平成19年7月14日(土)鑑賞
妻夫木 聡
柴咲 コウ
瑛太
杉本 哲太

自己評価  ★★★★★
戦国の世を憂う醍醐景光は、戦乱を鎮める力を得るため、我が子の体の48箇所を48体の魔物に差し出した。こうして生まれた百鬼丸は、医師・寿海から仮の体と護身用の妖刀を与えられ、みごとな成長を遂げる。やがて、魔物を倒すごとに奪われた体の一部を取り戻すことができると知った百鬼丸は、魔物退治の旅に出立。ひょんなことで百鬼丸の存在を知った盗賊のどろろは、百鬼丸の妖刀を奪うために、その旅を追い始めるのだが…。

漫画界の巨匠・手塚治虫の名作を実写映画化した、スペクタクル時代冒険活劇。妻夫木聡と柴咲コウを主演に迎え、失われた体を取り戻すために闘う青年と、彼の持つ妖刀を狙う盗賊の旅路を、壮大なスケールで描き出している。製作にあたってはニュージーランド・ロケを敢行し、魔物との戦いをスピード感あふれるアクションで活写して、高い評価を得た。監督は、「黄泉がえり」の塩田明彦。