
第七章:状況別の具体的な機動
AA (Anti Air) として、ここでは
ヘリを直接攻撃している、対空車両、固定対空砲台、軽車両
に対してとるべき機動について説明します。
基本はホバリングなどで同じ位置にとどまらないことや、
敵AAの射程空域を意識することです。
射程空域は三次元的です。
山の裏は射程外で安全であってもその上空は撃墜の危険にさらされています。
ラインバッカーやツングースカなどのミサイルは
装填時間があるために、この時間はほとんど安全といえます。
なぜならば対空車両に対する機動は、「逃げ」か「撃破」で、
後者の場合は数秒でしとめる必要があり、
短時間の(ミサイルでない方の)被弾による被害は軽微だからです。
対空車両の簡単な撃破方法はまずミサイルをわざと撃たせ、
物陰にかくれつつ接近し、装填中にロケットなりヘルファイアを食らわせます。
初心者の対空車両であれば、装填が半分おわったところで
ロックオンに集中するために撃ってこなくなるので容易です。
(ミサイル攻撃を被弾するのは問題ですが)とはいえ機銃一発たりとも被弾したくない
というのはパイロットの心境です。
敵対空車両をロケットでしとめるときは(つまり遠距離からのヘルファイアでないとき)
小径の円周運動をしながら、1,2周のうちに撃破しましょう。
おおよそ3発で大破します。
対空車両のミサイルは2発セットです。
そしてヘリはミサイル2発とも食らってしまうと撃墜されます。
つまりは1発のミサイルを食らうということは、
たいてい2発食らってしまうということで、
結局は1発あたってしまうこと自体、撃墜されることを大方意味します。
よって、ミサイルを一発でも食らってしまうような状況であれば、
対空車両に攻撃を挑むのは避けるべきです。
対空車両の位置があらかじめわかっているとき
(上空でそれらしきミサイルの軌跡が見えたとき)
それを容易に射程に入れられるのならば、まずヘルファイアで狙ってみます。
そのほかに有効なのは先に説明した、近距離で円周運動しながら半周で撃破です。
また意図せず出くわしてしまったなどの理由で
相手に見付かってしまい、かつ十分な機動をとる余裕がない場合は
たいてい対空車両は自分の視界ど真ん中にいるので、
撃破するつもりなのであれば、不用意に目をそらしてはいけません。
ミサイルは熱源誘導だと思われるので、後ろに排気口のあるヘリが
対空車両に前面を向けると、相手はロックできても誘導できなくなり、
こちらがミサイルをよけることが十分可能になります。
若干余裕があればスライド、なければ上下でも割とよけることができます。
肝に銘じることは、「相手のミサイル装填が完了している間だけは
絶対機体の背面を向けてはならない」ということです。
IGLAなどです。これも大抵2発セットで撃ってきます。
ヘルファイアは十分有効ですが、現実的でないのは確かです。
機銃で倒し、ついでに砲台ごと破壊するのがベストです。
ハボックだとはるかに有利です。
砲台は動くことができないので、死角をあらかじめ知っておくことが重要です。
つまり敵の射程空域は固定砲台により大方決定されています。
物陰に隠れつつ接近し、円周運動してガンナーに倒してもらうと容易です。
軽車両は身軽な対ヘリ兵器です。
さまざまな位置にいることが考えられ、
軽車両にとっては逃げることすら簡単なのかもしれません。
そのためにあまり対軽車両の機動はありませんが、
神出鬼没な彼らはその分あきらめも早く、
別の空域で戦闘していればいつの間にかいなくなっていることが多いです。
視界に入る軽車両は、攻撃してきてようがしてきてまいが、
2度目にそこを通るときについでに破壊する気持ちが大事です。
もちろん最初に撃破できればいいのですが、かえって翻弄されるかもしれませんし
筆者がここで言いたいのは、一度見た対空兵器の位置は
ずっと頭の中に入れておくべきだということです。
妙に重車両に対して円周運動が有効だといっているのにはわけがあります。
その理由は、戦車に対して行うと顕著に理解できるでしょう。
彼らはヘリに対して主砲をむけ続けようとします。
視界が狭いからなおさらです。
しかし1、2周ですぐ、彼らに追いつけなくすることができます。
彼らはジョイスティックではなくマウスを用いているため、
連続した主砲の回転運動が不得意だということがポイントです。
真上で空中垂直円運動すれば間違いなく
彼らの視界から脱することができるでしょう。
相手が目で追いかけられないくらいの小径でないと無意味です。
対ファランクスなど、普通はありえません。
(空母まで遠出することはあまりありません。)
ですが、追い詰めた後、それでもなお攻撃を仕掛ける場合は
味方戦闘機の空爆を援護する目的でファランクスを遠方から破壊します。
一応確実なのはヘルファイア攻撃です。
ガンナーがそれを行わない場合は円周運動でロケットを当てても
不可能なことはまったくありません。
接近の方法は艦の死角から接近してもいいですし、
また直行しても案外落とされません。
止まった、ミサイルを打ちまくってくる対空車両だと思えば
容易に撃破できます。
takobuster