大野城駅横:米軍基地ホーム跡 遺構の景


大野城駅横:米軍基地ホーム跡


<概要>
位置:福岡県大野城市白木原
位置図




<沿革>
九州鉄道は、九州で最初の鉄道を1989/12/11博多−千歳川(仮)に開通させた。
その際、博多の次は二日市で当駅はまだ存在していなかった。(遅れて1990/01/20に雑餉隈(現・南福岡)が開業)
後に竹下や水城などが開業するが、当駅の開業は戦後になってからだった。

まず1946/06/01に、「春日信号場」が設置された。
これは、当時、米軍が接収していた基地への分岐点として設けられたものである。ホームもその際に設けられたものと思われる。

後に1961/10/01、信号場の土地所有者の運動が実り同地点に「白木原駅」を設置、旅客駅となる。
1972年06月、米軍春日原基地が返還されたが、分岐点としての機能がいつ終えたのかは定かではない。
米軍基地跡は、住宅地、公園、高校・大学などに再整備されたが、白木原駅横の米軍ホームは残されたままだった。
1989/03/11、白木原駅は大野城駅に改称。
1990/08/20、橋上駅となり、西口へもアプローチできるようになった。

以後、周辺は住宅やマンションが数多く立ち並び、快速列車が停車するまでになった。
2005/12現在、大野城西口駅前広場の整備が行われている。
この整備の一環で、米軍ホーム跡と大野城駅上りホームの間に幅10mの都市計画道路が整備されるようである。

<航空写真>
国土地理院空中写真閲覧サービス
1948年版 現春日駅付近から大野城駅付近にかけての一帯が米軍に接収されていた地域。春日信号場・米軍ホームの様子は判別できない。

国土交通省ウェブマッピングシステムカラー空中写真
1974年版 返還2年後の様子。ホームに接して立てられた駅舎など米軍ホームの様子もよくわかる。線路はなくなっているようにも見える。
1981年版 駅舎などはなくなり、ホームのみとなっている。跡地利用のための造成工事が進んでいる。
1987年版 ホームの跡が確認できる。春日公園、公団住宅、学校などができ、跡地利用が進んでいる。



 
大野城駅上りホームから米軍ホーム跡を望む。
 
大野城駅西口からの遠景。 南側ゲートより遠景。
 
ホームの北端部分。  
 
スロープがついている。 ホームの北端部分から大野城駅を望む。
 
ホームの上。
   
 
 
 
レールがあった場所と思しき空間。北側より。   レールがあった場所と思しき空間。南側より。
 
上画像を進んでいくと”国境”のゲートがある。   この先にポイントがあったと思われる。
 
ホームの石積み。
 
ホーム南端部分。    
 
ホーム南端部分。
 
2005/12現在、大野城駅西口から南に向かって都市計画道路整備が
行われている。
目視したところ、米軍ホームにはかからないかもしれない。
 
大野城駅の橋上駅舎から。
 
国境のゲート、フェンスは撤去済み。上りホーム端より。 駅南方より望む。

(文責・著作権:脚長ヲヂサン)