これまでの演奏会へ戻る

 NEW!!
44th Concert

  

アンサンブル山手バロッコ第44回演奏会

夏の終わりに味わう
「アンサンブルの楽しみ」

"Ensemble Music in Late Summer

洋館で親しむバロックシリーズ 第30

201292() 午後3時開演 山手234番館 レクチャールーム(元町公園前)

15
00am 2nd September. 2012 at Yamate Bluff 234

主催:公益財団法人 横浜市緑の協会/山手234番館 

 

出演

大山有里子(バロック・オーボエ)(賛助出演)
説明: 説明: 説明: C:\Users\Hiro\Documents\234HPnew\BWOhyama2012.jpg

大阪教育大学音楽科卒業。同大学専攻科修了。オーボエを大嶋彌氏に師事する。卒業後、関西を中心に活動し、大阪コレギウム・ムジクムのソロオーボエ奏者として、バロック時代の作品を中心に数多くの月例演奏会、定期演奏会等に出演する。そのかたわらピリオド楽器によるバロック音楽の演奏に興味を持ち、バロック・オーボエを始める。これまでに各地でピリオド楽器によるオーケストラやアンサンブルに参加し、現在は関東を中心に活動している。バロックアンサンブル「アルモニー・アンティーク」、「クラングレーデ」メンバー

石川和彦 (バロック・ヴァイオリン)(賛助出演)
説明: 説明: 説明: C:\Users\Hiro\Documents\234HPnew\BWIshikawa2012.jpg

 大阪音楽大学器楽科卒業後バロック・ヴァイオリンを始め、コレギウム・ムジクム・テレマンの主な公演に出演。2001年に渡仏し、ストラスブール音楽院にてバロック・ヴァイオリンとバロック音楽の研鑽を積む。フランスで“Le Parlement de Musique”などで活躍、現在、室内楽やオーケストラでモダン、古楽器とも活発に活動している。ヴァイオリンを曽田義嗣、林泉、佐藤一紀、バロック・ヴァイオリンを中山裕一、フランソワ・フェルナンデス、ステファニー・プィステー、桐山建志各氏に師事。バロックアンサンブル「クラングレーデ」メンバー。

寺村朋子(チェンバロ)(賛助出演)
説明: 説明: 説明: C:\Users\Hiro\Documents\234HPnew\Teramura-Tomoko.jpg

 東京芸術大学音楽学部チェンバロ科卒業。同大学大学院修士課程修了。チェンバロと通奏低音を、山田貢、鈴木雅明の両氏に師事。第7回古楽コンクール・チェンバロ部門第2位入賞。シエナ、ウルビーノ、インスブルック、アントワープなど国内外のアカデミーに参加し研鑽を積む。NHKFMリサイタル」に出演。その他多くの団体と様々なコンサート活動を行う。トリム楽譜出版より1999年「フルート・バロックソナタ集」、2002年「JS.バッハ作品集」(2009年再版)を編曲、出版。宮地楽器小金井アネックス・チェンバロ科講師。2010年 チェンバロソロCD「カプリッチョ」(レコード芸術準推薦盤)レリース。

 

アンサンブル山手バロッコ 

1998年、横浜山手の洋館「山手234番館」のリニューアルに行なわれた記念のコンサートをきっかけに、山手在住のリコーダー愛好家・朝岡聡を中心に結成された古楽器を使った演奏団体。継続的に横浜山手の洋館での演奏活動を続けています。また、西洋館でのコンサート「洋館で親しむバロック音楽」などの企画・プロデュース、古楽祭「横浜・西洋館de古楽」にも演奏・運営を通じて参加し、バロック音楽を分かりやすく伝える活動も行っています。本日の演奏メンバーを紹介します。

曽禰寛純 (フラウト・トラヴェルソ)

 Hirozumi Sone (Flauto Traverso)

フルート演奏を経て、フラウト・トラヴェルソを独学で学び、慶應バロックアンサンブルで演奏。1998年にリコーダーの朝岡聡と共に、アンサンブル山手バロックを結成し、横浜山手洋館でのコンサートを継続。カメラータ・ムジカーレ同人。

角田幹夫(バロック・ヴァイオリン)
Mikio Tsunoda (Baroque Violin)

慶應バロックアンサンブルでヴァイオリンを演奏。独学でヴィオラ・ダ・ガンバを学ぶ。現在、カメラータ・ムジカーレ同人。アンサンブル山手バロッコ発足メンバー。

原田純子(バロックヴィオラ)
Junko Harada
Baroque Viola
慶應バロックアンサンブルでヴァイオリンを演奏。バロック・ヴァイオリンを渡邊慶子氏に師事。モダンとバロック楽器の両方で活躍。

北村貞幸(チェロ)
Sadayuki Kitamura
Violoncello
慶應ワグネル・ソサイエティ・オーケストラ、JAO(日本アマチュア・オーケストラ)元首席チェリスト。現在、モダンとバロック楽器の両方で活動。

曽禰愛子(メゾソプラノ)
 Aiko Sone Mezzo Soprano

             声楽を川上勝功氏、U.ハイルマン氏に師事。鹿児島国際大学短期大学部音楽科及び同専攻科修了。鹿児島県新人演奏会に出演。現在、洗足学園音楽大学大学院在学中。


 

アンサンブル山手バロッコ第44回演奏会

夏の終わりに味わう
「アンサンブルの楽しみ」

"Ensemble Music in Late Summer

 

今回は、行く夏を惜しみながら、アンサンブルの楽しみをご一緒に味わいたいと思います。「洋館で親しむバロックシリーズ」の30回の記念演奏会にふさわしい、素晴らしいゲストの皆様にご協力いただき、八ヶ岳の山上で行われた演奏会を西洋館で再構成いたします。

 

 

J.C.バッハ(17351782/  

J.Ch.Bach  

五重奏曲 ヘ長調 作品11-3 より
Quintett F-Dur Op 11-3 

アンダンテ
Andante

説明: C:\Users\Hiro\Documents\234HPnew\44-1.jpg

バッハの末息子、ヨハン・クリスチャンは、15歳の時に父親を亡くし、兄のもとで音楽を修業したのち、イタリアに渡りカトリックに改宗し、ロンドンに渡りハイドンやモーツアルトに影響する新たな境地を開きました。五重奏曲 ヘ長調は、フルート、オーボエの2つの木管楽器と、ヴァイオリン、ヴィオラの2つの弦楽器を通奏低音が支える構成になっています。軽やかな足取りで進む第1楽章、軽快な舞曲風の第2楽章の2楽章構成です。

H.パーセル(16591695/ 
H.Purcell

シャコンヌ ヘ長調 Z.730 (歌劇「アーサー王」より) 

Chaconne F-Major Z.730 from King Arthur

説明: C:\Users\Hiro\Documents\234HPnew\44-2.jpg

パーセルは、イギリス音楽史上最大の作曲家。宮廷楽団の作曲家、ウエストミンスター寺院や王室礼拝堂のオルガニストを歴任し、イギリス音楽界のあらゆる重要な地位を獲得しましたが、働き盛りの30代半ばで夭折しました。情熱に身をまかせるような作風であるとともに、エリザベス朝時代の様式とイタリア、フランス音楽の構成を取り入れ、独自の輝かしい個性を確立していきました。シャコンヌ ヘ長調は、パーセルの最も有名な歌劇「アーサー王」に含まれています。低音のテーマが繰り返される上に、3つの声部が自由な展開を繰り広げます。

 

J.M.ルクレール(16971764/  
J.M.Leclair

2つのヴァイオリンのためのソナタ 作品12-1 ロ短調より第1楽章 

Sonata forTwo Violins Bb minor Op12-1

アレグロ マ・ポコ
Allegro ma poco

説明: C:\Users\Hiro\Documents\234HPnew\44-3.jpg

ルクレールはリヨン生まれ、故郷を離れトリノで舞踏とヴァイオリンを学びました。やがてフランス宮廷で活動を開始しました。晩年は、人目を避けて貧民街に隠れ住むようになり最後はあばら家で、惨殺死体となって発見されたという記録が残っています。本日演奏する曲は、2つのヴァイオリンだけで演奏される珍しい曲で、ルクレールが2つの曲集として残しています。2つのヴァイオリンの掛け合いや重音奏法による厚みのある響きをお楽しみください。

 

M.ハイドン(17371806/  
M.Haydn

ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲 第1番ハ長調より 

Duetto for Violin and Viola C Major

説明: C:\Users\Hiro\Documents\234HPnew\44-4.jpg

アレグロ
Allegro

ミヒャエル・ハイドンは、交響曲の父と言われるヨゼフ・ハイドンの5歳年下の弟で、モーツァルトとも深い親交がありました。この二重奏曲はその証ともいえる曲です。この二重奏曲はザルツブルグの大司教がミヒャエルに6曲セットで注文したのですが、4曲目まで作曲したとことでミヒャエルは病に倒れ、注文に間に合わせるためモーツアルトが、たった2日で素晴らしい二重奏曲を作曲したものです。

 

J.S.バッハ(16851750/   
J.S.Bach

アリア「主よ 憐れみたまえ」 マタイ受難曲 BWV244より 

Aria Erbarme dich, mein Gott from St.Mathew Passion BWV244

説明: C:\Users\Hiro\Documents\234HPnew\44-5.jpg

バッハは壮年期の1723年にライプチッヒの音楽監督となり、1750年に亡くなるまで、神様に捧げる音楽、カンタータやオラトリオ、ミサ、受難曲など珠玉の名作を多数生み出しました。アリア「主よ 憐れみたまえ」は、おそらくバッハの声楽曲の中でももっとも有名でかつ感動的な曲だと思います。マタイ受難曲の中で、イエスを否認したペトロの深い後悔をバッハはシチリアーノ舞曲のリズムで嘆きの音型を演奏する独奏ヴァイオリンと階段状に下降する低音で表現しています。

(歌詞大意)

憐れんでください、神よ/私の涙ゆえに/ご覧ください/心も目も御前に激しく泣いています/
憐れんでください、神よ/私の涙ゆえに
(訳:礒山雅)

 

 

モーツァルト(17561791/  
W.A.Mozart

ハ短調ミサより「ラウダムステ」KV427 

Laudamus Te from Missa c-minor KV427

説明: C:\Users\Hiro\Documents\234HPnew\44-6.jpg

モーツァルトは、父親の反対を押し切り、1782年にウィーンでコンスタンツェ・ウェーバーと結婚しました。ハ短調ミサ曲は、モーツァルトには珍しく自主的に作曲されたもので、結婚の誓約が確かなものであり、コンスタンツェが優れたソプラノ歌手であることを示すつもりだったと言われています。曲はコンスタンツェのソロで、翌年ザルツブルクで初演されました。ラウダムステはソプラノ独唱のアリアで、技巧的なパッセージがちりばめられています。 

 

.J.S.バッハ
J.S.Bach

ブランデンブルク協奏曲 第5番 ニ長調 BWV1050より第1楽章

Brandenburg Concerto No.5 in D major, BWV 1050

説明: C:\Users\Hiro\Documents\234HPnew\44-7.jpg

アレグロ
Allegro

 

J.S.バッハはその生涯を、宮廷または教会での音楽に捧げました。特に1717年から1722年には、ケーテン候の宮廷楽長を勤めていました。音楽好きのお殿様のもとで幸せな時を過ごしたと自身で語っているように、名手を集めた宮廷楽団のためにブランデンブルク協奏曲をはじめとした協奏曲や器楽曲の多くを作曲しました。1719年にバッハはケーテン候の依頼でベルリンへチェンバロを購入しに行きます。当時の記録でも大変高価な楽器を使って、チェンバロの活躍する協奏曲を書き上げました。それが、今日ブランデンブルク協奏曲第5番として知られる曲で、チェンバロを独奏楽器とした世界で最初の協奏曲であるともいわれています。                    

 

アンコール

どうもありがとうございました。

沢山の拍手をいただきましたので、

説明: C:\Users\Hiro\Documents\234HPnew\44-8.jpg

J.C.バッハ 五重奏曲 ヘ長調 作品11-3 の第2楽章 ロンド・アレグレット

をお送りします。

 

 

これまでの演奏会へ戻る

Home