沖縄県名護市

*参考資料 『日本城郭体系』 『城』(沖縄県立博物館友の会)

*参考サイト  ちえぞー!城行こまい  ザ・登城

名護城(名護市名護公園)

 名護城(ナングシク)は、名護中央公園になっている比高80mほどの山稜先端部にあった。地図などにも場所が掲載されているので、場所はすぐに分かる。

 山麓から見上げると、城の比高はかなりあり、高く険しそうな山に見える。しかし、途中まで車道が付いているおかげで、車で主郭の真下近くまで行くことができるので、それほど苦労はしない。

 山の方向に走っていくと、途中に「名護城入口」といった表示が見えるが、城に訪れるためには、一番上の方まで行き、城址の真下に出るようが早い。そこに車を停めておくこともできる。

 そこから高さ20mほど石段を登って行ったところが主郭である。その途中には腰曲輪かと思われる小スペースが何段か見られる。

 城といっても、石垣もなく、土塁も何もない。主郭はただの平場であり、どうということもない空間である。ただし、この奥には深さ8mほどもある、かなり深い堀切が存在している。堀切は二重構造になっており、これによって東側の尾根続きを分断している。ただし、その方面への入口に「内部立ち入りはご遠慮ください」という表示があったので、ホームページでこの堀切の詳細を紹介するのはやめておく。


 名護城は、かなり古い時代の城といった趣である。沖縄のグスクにしては珍しく石垣をまったく用いていないのは、石材の調達が近くでできなかったことと、周囲の斜面が急峻であったので特に加工を施さなくても防御力が十分にあったからなのであろう。

 なお名護城はヒガンサクラの名所として全国的に有名な場所であるという。知らなかった・・・・。

西側山麓から見た名護城。ここからの比高は80mほどある。 1郭内部。この奥に堀切がある。
 名護城は名護按司の居城である。発掘時には中国製陶磁器類、須恵器、高麗製瓦・土器などが発見されており、14世紀には機能していたと考えられている。 





































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